tag:blogger.com,1999:blog-7491422645859394267.post785565503465937432..comments2022-03-25T17:19:15.749+09:00Comments on Small Steps to the Snowy Mountains: 山岳会の新人の主たる悩みUnknownnoreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-7491422645859394267.post-76946951847728410672015-04-25T18:38:03.025+09:002015-04-25T18:38:03.025+09:00yosemiteさん、この「山行許可条件」じゃ、お金を払ってガイドに連れて行ってもらう以外、選択肢が...yosemiteさん、この「山行許可条件」じゃ、お金を払ってガイドに連れて行ってもらう以外、選択肢がないですね・・・。 <br /><br />登るスタイルが違うのに、同じ線上に並べて判断基準にするのはおかしい、という指摘に全面的に賛同します。<br /><br />ヨセミテデシマルグレードとクラシックルートのグレードの差が分からない人は大変多いです。<br /><br />でも・・・もしかしたら、ヨセミテグレードでのクライミンググレードの追及に走ってもらいたい・・・と山岳会の先輩たちは考えているかもしれません。というのは、連れて行く側が楽だからです。ゲレンデでのリードフォローさえしないくらいです。クライミングは、ボルトルートだけに限定したいのではないでしょうか・・・<br /><br />ただこれは新人の意向とも一致します。新人の当人でさえも、「アルパインがしたい」と言っておきながら、一緒に行って見ると「好きなのは太刀岡さ岩稜みたいなルート」と言ったりしてますので・・・。たしかにボルトはないけど、それってその辺のゲレンデ並みのご近所で、”低山クラッギング”でしょう・・・<br /><br />当の本人も自分はフリーがしたいのだと分かっていなかったのね~と言う感じです。登り屋は大抵そうです。そして、ほとんどの山が好きと言う男性はほぼ登り屋です。<br /><br />私は山は好きだけど登り屋ではないので、その点でズレがあります。<br /><br />私の前のパートナーは、赤岳西壁主稜とか北稜は経験済みです。男性は、ほっとかれるようになると、大抵は初級のルートは連れて行ってもらった後です・・・つまり先輩からのメッセージは、既に登攀力はあるんだし、技術的な部分はもういいのは分かっているのだから、自分で行けるにはどういう自分になればいいのか自分で考えて山行を組み立てろ、という意味だと思います。<br /><br />しかし、そこから大抵、みな連れて行ってもらったルートより、上のルートを提案します。だから許可が下りないんです。<br /><br />結局、登り屋のホントにしたいのはフリーでバンバン登って登りたい欲求を消化したい!っていうのが正しいのではないか思うし、それはそれで悪いことではないので、そのまま小川山通いをやってくれたらいいんではないか・・・と最近は達観しています。その後谷川岳に行けばいいだけなのでは?<br /><br />その間に本チャンとの違いも分かってくるでしょうし。kinnyhttps://www.blogger.com/profile/06230731491332064863noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7491422645859394267.post-28108168051188531862015-04-25T08:54:06.241+09:002015-04-25T08:54:06.241+09:00昨日、「登山教室TimTam」というところで「本番ルートへの条件」というのを見つけました。
本番ル...昨日、「登山教室TimTam」というところで「本番ルートへの条件」というのを見つけました。<br /><br />本番ルートへの条件 青山一丁目山岳会 2008.10/2 改訂2009.9/11<br />谷川岳の岩場、北岳バットレスなどいわゆる本番ルートに向かう個人山行を青山一丁目山岳会が許可する条件は以下のとおりです。<br />①表丹沢の沢8本程度、西丹沢の沢8本程度の沢登りのリーダー経験があること。<br />②当該山行前一年以内に外岩5.10b(テンビー)ルート(男女共通)をレッドポイントしていること。<br />③北岳バットレス・第四尾根→同・中央稜→同・ピラミッドフェース→同・○○○というようなグレードアップを狙う行き方の場合は、外岩で男性は5.11b(イレブンビー),女性は5.10d(テンディー)ルートをレッドポイントしていること。<br />④当該山行前一ヶ月以内に三ッ峠の岩場でトレーニングしていること。<br />⑤連れて行く、連れて行かれるの関係になっていないこと。<br />⑥一ヶ月前までには登山の内容概略を会に連絡していること。<br />⑦谷川岳の場合は谷川岳登山指導センター所長(〒379-1728 群馬県利根郡水上町大字湯檜曽 ℡ 0278-72-3688)に届を出して受理されていること。<br />⑧冬の剣岳の場合は富山県庁生活環境文化部自然保護課(〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 ℡ 076-444-3398))に届けを出して受理されていること。<br />⑨参加メンバー全員の家族が「その山行には遭難事故の可能性があり、自己責任の元に参加メンバーになっている。」と承知していること。<br /><br />たとえば、無雪期の剣岳本峰南壁(Ⅲ級ルート)に届けが出た場合は、<br />堅くて安定したコースが多い剣岳の岩場ですが許可になりません。<br />①踏み跡がない、②支点が朽ちている、③浮き石が多い、という状況になっているからです。<br />*多くの人が行かないルートは危ないです。<br /><br />たとえば、無雪期の穂高畳岩(Ⅱ級ルート)のに届けが出た場合は、<br />そこはやさしい階段のように歩いて登れる岩場ですが許可になりません。<br />剣岳の本峰南壁の理由に加え、支点の間隔が遠いことが上げられます。<br />*本番ルートはやさしくても危ないです。<br /><br />たとえば、無雪期の谷川岳一の倉沢南稜に5.10bルートをレッドポイントしたことがないメンバーを含んで届けが出た場合は、<br />多くの人が行くルートであり、Ⅳ級+程度の快適に登れる岩場ですが許可になりません。<br />①ルートを間違えた、②天候が悪化した、③行く手を超遅いパーティに阻まれその横をすり抜ける・・・などの対応に不安があります(5.10bが登れる程度の体のキレがないから)。<br />*外岩5.10bレッドポイントでなくて外岩5.11aのオンサイトを本番ルートへの条件にしている会が多数あると知っていてほしいです。<br /><br /><br />全部読んでないので推測ですが、講習会生と講師で作った山岳会のようです。<br />しかし、その「山行許可条件」に驚きました。 <br /><br />「多くの人が行かないルートは危ないです」とか「本番ルートはやさしくても危ないです」<br />って、一体どのルートならOKなのでしょう? <br />順番待ちの満員御礼ルートに行け、ということでしょうか?<br /><br />「外岩5.11aのオンサイトを本番ルートへの条件にしている会が多数ある」<br />YDGが付けられたルート(=80年代初頭から開拓されたルート)とローマ数字のクラシックルルート(=70年代末までに開拓されたルート)のムーブと「質」が違うことが分からないのかなぁ?<br />登るスタイル(=考え方と言っていい)も道具も違うのに、同じ線上に並べて判断基準にするのはバカげてると思います。yosemitehttps://www.blogger.com/profile/14431286137689550738noreply@blogger.com