Tuesday, June 9, 2015

タイブロックとセットで買うべきもの

■ タイブロック

プルージック登攀は、前の記事にもあるように、宙吊り脱出やクライミングが難しすぎて自分で登れなくなったときの奥手であり、宙吊りからの脱出であるのですが、

(余談ですが、『第七級』というメスナーの本で、お祭りでこれをやって大うけしたという記述があります・・・)

基本的に、一方向に動くが、荷重がかかったら反対方向へは動かない、ということは、他の手段でも実現できます。

それが、アセンダーと言われる器具類です。アセンダーという言葉は、確保器、とか下降器、みたいな 大まかな分類の言葉です。

なので、スリングは一番簡単なアセンダーということもできます。

■ アセンダー

 1)スリング ?20gくらい??
 2)シンプルアセンダー(簡易アセンダー)  114g
 3)タイブロック (エマージェンシーアセンダー)  39g
 4)ユマール (登高器)

タイブロック
の順に高価です(笑)

で、今回は、タイブロック(4000円)を取り上げます。

■ タイブロックとカラビナ

タイブロックですが、購入するときに、

 ・適合カラビナ
 ・コード

とセットで買います。お店では言いませんが(なぜ?)、ちゃんと取説に書いてあります。

こちらの取説より引用
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緊急の際に、ホーリングシステムの構築やセルフレスキューでのプルージックの代わりとして使用できる超軽量アッセンダーです。プーリー 『ウルトラレジェ』 と併用して、軽量な緊急用ホーリングキットとして使用できます。斜めの歯が付いたクロムメッキスチール製カムは、ロープをしっかりとグリップします。詰まったものを取り除くためのスロットがあるので、泥や氷の付いたロープでも機能します。ホーリングシステムでのロープの戻りを防ぐ器具としても使用できます。キーパーコードを取り付けるためのホール付。
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私なんかは、マーケティングを学んでいるので、最初からセット販売すればいいんでは?と、思いますが、山道具屋はそうは考えていないようです(笑)。

で、適合するカラビナは、以下の二つだそうです。

 ・『エーエムディ』 (約3000円)

大事なことは

 断面が円形または楕円形で直径は 10~12 mm

だそうですが、最初からセット販売すれば、問題ないのに。

ちなみにタイブロックの適合径は、

  直径 8~11 mm のシングルロープ

だそうです。

私のタイブロックとAm’Dカラビナ

 Am'D は ”エーエムディ”
と読むらしいが、

英語を読む人はみんな

”I'am D” と連想して、”アムディ”

と発音したくなると思う。

”私はDです”というネーミングには何か逸話があるのだろうか?
 これがロックテリクスのシンプルアセンダーです。

でも、これより、タイブロックが軽いです。

タイブロックにはギザギザがあり、それがロープを痛めると言って嫌がる人もいるのだそうです。

緊急事態にそれを言う人はいないと思うけど、ちょっと自分が落ちて登り返すくらいなら、これはロープを挟んで登る式で、ロープに穴が開くことはないです。
 こういう風になりますが・・・
それはこれと同じ意味です。

基本的には、

デバイス自体を頻繁に動かす場合
=シンプルアセンダーやユマール

デバイス自体は動かないで固定して使う場合
=タイブロック

と使い分けると良いそうです。

一回しっかり決めたら、よほどのことがない限り動かしたくないなら、スリングによるフリクションノットでの固定が一番いいかも・・・。

というのは、自分の意思で緩めない限り、締ったままでいるからです。

シンプルアセンダーもタイブロックも荷重がかかっていないと簡単に動きます。

なので歩くときは引っ張りながら歩きます。というわけで片手は常に開けていないといけなくなります。


こちらも参考にされてください。

http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=137

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